Luaスクリプティングのジレンマ

最近「コードが書きやすい故に書き続けていると効率が落ちていきやがて破綻する」という書きやすいプログラミング言語のジレンマというものを感じている。

しばらくLuaでプログラミングをやっている。ソースコードも十分な量になってきた。
しかし、5000行を超えるあたりから、管理が大変になってくる。頭の中に入る情報量を簡単に超えてしまうためだ*1

そうなると、DelphiとかVisual Studioのような、ソースコード補完がほしくなってくる。Luaでこういったことをやるために、エディタとしてSciTEを使い、porpertiesファイルとapiファイルを現在のソースコードから自動生成する簡単なスクリプトを書いたが、関数の引数の説明やコメントを持ってこれない。そのため、関数の引数を忘れてしまうと、その関数のソースコードを参照する必要性が出てくる。これでは生産性が落ちる。

個人の記憶量の問題でこういうことを克服できないとすると、もっとComputer Aidedな開発環境を用意するしかなくなる。それを用意できない場合、そういった環境がある言語を選択することになる。要するに「大量の情報をどう扱っていくか」という問題なんだけど、こういった環境をうまく選択できずに悶々としている。

Luaだと、はむさんが何か知っているような気がするのだが、どうなんでしょうね。

*1:個人差はあるだろうが、僕はこれが限界です