Global IP Sound's Solutions (1) NetEQ
- ジッタバッファ、パケットロス隠蔽モジュールである
- ジッタバッファによる遅延を30〜80msに出来る
- automatically provides a solution to the clock drift problem present in VoIP hardware*1
- codecに依存しない
- IP電話システムで遅延を抑えながらも音声品質の劇的な改良を見込める
ジッタバッファというのは、ネットワークの不安定さからくるゆらぎの影響を受けないで済むようにするためのバッファです。これがないと、つまりジッタバッファがないと、ネットワークの不安定さに直接影響されてしまうため、音声の途切れが出てきたりします。ジッタバッファを用意すると、多少の遅延を覚悟すれば、音声の途切れを解決出来ます。Windows Media Playerなんかでストリーミング映像を見るときに、再生されるまで「〜%」と出てバッファリングが行われますが、あれはジッタバッファに対してなんですね。ジッタバッファが用意している分だけ映像をダウンロードしている訳です。
パケットロス隠蔽は、パケットがロストしたときの「穴」を埋める技術です。これがしっかりしていないと、パケットロスが発生した際に無音の時間が発生することになります*2。人間はどのようにすれば不自然さを感じないのか、といった観点からの研究・実装が行われているみたいです。
ジッタバッファやパケットロス隠蔽について興味のある方は、マスタリングTCP/IP RTP編をご覧下さい。